ヒアルロン酸といえば「ヒアルロン酸入り化粧品」や「ヒアルロン酸注射」などが思いつきますね。すっかり美容や健康に欠かせない成分として広く認識されていますが、具体的にはお肌や健康にどのような働きをするのでしょうか。

 

ヒアルロン酸の効果とは?

ヒアルロン酸の基本情報

ヒアルロン酸は眼球の中の成分として発見された成分で、粘性が高くネバネバしています。

この粘性が細胞がバラバラにならないようにくっつける役割を果たしており、皮膚・筋肉・軟骨を構成する主成分となっています。

 

そしてヒアルロン酸は非常に高い保湿性と水分保持力を持っています。保水力は1gに対し水6リットルといわれています。

人体の約60%は水分で構成されていることや、ヒアルロン酸が発見された眼球は水分が99%含まれていると言われていることからも、その凄さが分かると思います。

それからクッションのような役割も果たし、細胞を守っています。

 

肌の断面図

 

ヒアルロン酸はコラーゲンやエラスチンなどを作っている真皮にある線維芽細胞から作られています。

そしてこの線維芽細胞は

  • 加齢によって数が減ったり、機能が衰えたりする
  • 紫外線やストレスで機能が衰える

ことが分かっています。

20代まではほぼ変化はありませんが、30代から急に減り始め、40代では赤ちゃんの頃の約50%、60代になると25%にまで減少します。

ヒアルロン酸のお肌への効果とは

女性の口元

ヒアルロン酸はお肌のうるおいを保ち、しわやたるみのないぷるぷるとした弾力のあるお肌を保っています。

加齢などでヒアルロン酸が減るとお肌のハリが失われ、乾燥によってシミやしわ・たるみが出て来ます。

 

そのためヒアルロン酸が含まれる化粧品が人気ですが、ヒアルロン酸自体は高分子(分子が大きい)のため肌表面に留まり、お肌に浸透しづらい成分です。

なので、ヒアルロン酸配合の化粧品を選ぶ時は浸透性の高い低分子ヒアルロン酸やECM・Eという高吸収型ヒアルロン酸を選ぶといいでしょう。

ヒアルロン酸はベタつくから苦手という場合は、同じく水分保持機能のあるセラミド配合の化粧品がおすすめです。

ヒアルロン酸の健康への効果とは

ヒアルロン酸は健康にも役立っている成分です。

ヒアルロン酸の健康効果

  • 目の潤いを保つ
  • 関節の動きをなめらかにする

 

人間の体のいたるところに存在するヒアルロン酸ですが、特に目、肌、関節に多く存在しています。

目の形を保ったり、乾燥の予防に適しているとされ、ドライアイの方への処方薬としてヒアルロン酸入りの目薬もあります。

また、関節の軟骨にも多くのヒアルロン酸が存在し、骨と骨の間でクッションの役割や関節の曲げ伸ばしの動きをサポートしています。

関節

加齢などでヒアルロン酸が減ると、

  • 歩く・立ち上がる・昇るといった日常の動作に違和感
  • 関節に痛みを感じる

といったことが起こってきます。

 

こういった場合はヒアルロン酸注射による治療や、人の体内にあるヒアルロン酸の構造と似ていて体に馴染みやすいECM・Eヒアルロン酸を使ったサプリメントやドリンクで補うと良いでしょう。

 

【参考URL】
五本木クリニック美容皮膚科:http://www.gohongi-beauty.jp/blog/?p=6966(参照日:2017/6/12)
わかさ生活:http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/hyaluronic-acid/(参照日:2017/6/12)
urara:http://sp4u.jp/element/hyaluronic.html(参照日:2017/6/12)